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電機・情報ユニオン大阪支部

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パナソニックAIS社のニュース・ビラ No.14

パナソニック株主総会にご出席の皆様へ(2017年)

「年老いた親の介助もできない」遠隔地配転事件とは?

2014年6月、パナソニックは回路事業部のSAWデバイス事業を会社分割し新会社を設立後、アメリカのスカイワークス社へ譲渡し、転籍した従業員との雇用関係を打切りました。

契約書には「雇用契約は承継されない」「2年間の雇用保障」等と明記され、雇用不安を抱いて転籍を拒否した35名には、遠隔地配転に応じられない事情を聴くこともなく北海道・福井県・兵庫県への異動が命じられました。その中には、障害を抱える従業員、骨粗鬆症で布団の上げ下ろしもできない母親を抱える従業員、共働きで(小3)の子供の学童への迎えも夫婦の協力が必要な従業員、血圧が高く妻の援助がなければ身体の危険を感じる従業員も含まれます。不安を抱えた35名の従業員全員に異動を命じ、血圧に不安を抱える従業員は、やむなく退職、その後、脳梗塞を発病し、「単身赴任していれば間違いなく脳梗塞で死んでいた」と話されています。

35名の1人、原告の鈴木美晴さんは、84歳の父親が癌を手術し通院治療をうけ、最近の検査で初期の認知症と診断されました。母親は若い頃に機械に手を挟まれ右手3本の指が動かない上、骨粗鬆症で要支援の認定を受けていました。

両親は「美晴がそばにいるだけで心の励みになる」と話されています。パナソニックは大阪が本拠地で、通勤圏内には多くの事業場があり、様々な業務が行われています。就労先は工夫すればいくらでもあります。

遠隔地配転先で苦しんでいる従業員を、今からでも通勤圏内に帰してください。

パワハラ精神障害発症事件後に17件もの懲戒事由を並べた解雇事件

Sさんは、2003年に、月213時間を最長に、5カ月連続で80時間以上の過労死レベルを遥かに超える時間外労働を行い、日米で特許取得となる職務発明を果すなど、身を粉にして、会社に貢献してきました。2004年には、グループ社長賞を受賞するなど、Sさんは高く評価されていました。

「労働条件を改訂できなければ会社を清算する」と、社内労組に介入

2005年、大規模なリストラと労働条件改訂(評価制度・賃金制度等)にあたって、社内労組のアンケート委員として、従業員がやりがいを感じる職場になるよう、職場の意見をまとめようとするSさんを社長らが嫌悪し、パワハラ、不当差別が始まりました。グループ社長賞を受賞し、特許取得を果した翌年度の2006年4月には、約7万円も賃下げとなりました。

2007年3月には、上司らが懲戒処分を通告して、「組合メールを提出しろ」と深夜0時まで4時間以上も吊るし上げ、さらに、社長や経営幹部5名が、「殺すぞ」「しばき倒すぞ」などと恫喝するなどの人権侵害を執拗におこない精神障害を発症させた。大阪地裁も適応障害とパワハラの因果関係を認めています。

安全配慮義務を果さず、執拗な嫌がらせで、病状を悪化させ病気のまま不当解雇

精神障害発病後、不安、恐怖、焦燥感、混乱を抱くSさんに安全配慮義務も果さず、精神障害の症状を誘発させる嫌がらせを執拗に続け、1年間に17件もの懲戒事由を並べ立て、病気のまま不当解雇しました。

パナソニックの経営理念が崩壊

厚生労働省が(ブラック企業)リスト公表!
パナソニック実名報道!

盗撮・盗聴は違法行為、モラル低下が過労自殺につながる!

パナソニック株式会社(遠隔地配転)、パナソニックアドバンストテクノロジー株式会社(解雇・労災)三つの裁判でパナソニックは、会社の主張を正当化させるために、従業員とその家族の盗撮や、団体交渉相手の労働組合に電話盗聴を行いました。企業理念を逸脱し、モラルの欠落したパナソニックの企業体質は盗撮や盗聴を平然と行い、過労自殺者まで生みだすブラック企業に陥っています。

防ぐことができた過労自殺・パナソニックの書類送検

一昨年10月、鈴木美晴さんの遠隔地配転先、福井県森田工場に勤務する下請け従業員が、長時間労働によるくも膜下出血により亡くなり、今年1月、福井労基署は過労死と労災認定しました。パナソニックは「雇用関係がない」とコメントもせず、過労死対策を取りませんでした。対策されていれば、翌年の過労自殺は、防ぐことができたはずです。

昨年6月、富山県砺波工場に勤務する従業員が、長時間労働により自殺し、今年2月、過労自死として、労災認定しました。砺波工場では、3名の労働者に対し、違法な長時間労働をさせ、砺波労働基準監督署は今年の3月、労基法違反の疑いでパナソニック株式会社と労務管理の幹部社員2名を書類送検しました。

大阪労働局は、パナソニックに対して、仕事と育児の両立支援に取り組む企業、女性の活躍推進に取り組む企業、2つの認定を取り消し、厚生労働省は5月10日、パナソニックを実名公表し、マスコミは、ブラック企業リストとして、報道しています。 昨年12月に、電通の高橋まつりさんの過労死(過労自死)問題で、電通と幹部社員が労基法違反で書類送検され、その責任をとり1月の取締役会で社長の辞任が決まったばかりのことでした。

「従業員の健康や生活が犠牲」になっている裁判も解決して下さい

パナソニックは1月31日、「当社は社会の公器として、世の中から貴重な人材や資産をお預かりし、社会の発展に継続的に貢献していくことを目指しておりますが、その一方で、短期的な業績や目前の目標達成に固執する過度なマネージメントにより、従業員の健康や生活が犠牲となれば、それは本末転倒であり、当社の経営理念にも大きく反することになります。」と、社長通達を発表しています。

パナソニック株主総会にご出席の皆様へ(2017年)(表) パナソニック株主総会にご出席の皆様へ(2017年)(裏)

関連裁判等の予定

パナソニック裁判 不当配転訴訟
  2017年11月9日に、上告受理申立てを行いました。次回期日は未定です。

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