ロゴ

電機・情報ユニオン大阪支部

管理職・正社員・派遣社員・パート社員など、誰でも、一人でも入れる労働組合

Twitter Facebook Google+ YouTube
〒530-0034 大阪市北区錦町2-2 国労大阪会館3階 大阪民主センター内
TEL/FAX 06-6354-7237

パナソニックAIS社のニュース・ビラ No.13

年老いた親を看る事がどうしてそんなにいけないことでしょうか!

鈴木さんが報復のための遠隔地配転で福井へ赴任して2年が過ぎました。金曜日の勤務終了後に大阪に戻り両親を介護し、日曜日には福井へ帰り月曜日からの勤務に臨む大変過重な生活を続けています。

両親は外出もままならない生活を強いられてます

お母さんは七十五歳、腰の骨が一部変形する骨粗鬆症・多発性圧迫骨折と診断され、右手は33年前の事故で3本の指が動きません。転倒すれば骨折に繋がるので外出を控え、買い物も週に1回程度のまとめ買いです。風呂に行くのも鈴木さんがいないため3日に1回になっています。料理も一緒にしていたのが、一人ではそれも難しく惣菜をたくさん買って夫と1週間少しずつ食べています。お父さんは八十四歳、3年前に膀胱癌で手術し月に1回検査で通院しています。両膝が悪く自転車に乗っても膝が痛くよほどのことがない限り外出をしていません。自宅でやかんを火にかけたまま消し忘れ、やかんが真っ赤になったことが何度かあり最近の検査で初期の認知症と診断されました。

パナソニックは直ちに鈴木さんを通勤圏内の勤務に戻せ

パナソニックは、鈴木さんが両親の介護をした事実はない、お父さんの認知機能の低下などないと述べ介護の必要性を否定しています。お母さんは「娘が帰ってくると、娘がいろいろ話をしてくれるので、私達夫婦も話が弾みますし、外出を手伝ってもらえるので生活に張りが出てきます。特に夫は娘と話をすることを楽しみにしています」と話しておられます。鈴木さんは「自分をいままで育ててくれた親を、年いってから看ることがそんなにあかんことなのか」と訴えています。ところが、パナソニックはそれを許さず遠隔地の福井へ配転させたのです。鈴木さんの家庭の状況を思えば、パナソニックは直ちに自宅から通勤可能な勤務に戻すべきです。

パナソニック(株)AIS社の転籍・配転問題とは

2014年6月回路部品事業部のSAW事業を会社分割して新会社スカイワークス・パナソニックフィルターソリューションズジャパン(株)を設立、8月に米国のスカイワークス社へ発行株の66%を譲渡。2016年8月に残り34%も譲渡し名称もパナソニックを外しスカイワークスフィルターソリューションズジャパン(株)に変更。新会社への転籍を拒否した30数名の中の一人、鈴木美晴さんが 2015年5月大阪地裁へ遠隔地配転の撤回を求めて提訴。

次回裁判のご案内

7月11日(火)午後14時30分より 大阪高裁82号法廷

年老いた親を看る事がどうしてそんなにいけないことでしょうか!

厚生労働省パナソニックをブラック企業として告発

年間協定750時間、これでは過労死はなくせない

パナソニックの職場では今年に入り、AISデバイスソリューション(事)の福井と富山の工場で過労死が労災認定されました。富山では3人の労働者に労使協定以上の不法な長時間労働をさせたとし、法人としてのパナソニックと労務担当の社員2人が書類送検されました。5月10日、厚労省は労働基準関係法令違反に係わる事案でパナソニックをブラック企業としてホームページで公表しました。

パナソニックでは、1月に社長が「過重労働の撲滅に向けた緊急対策について」を発信し対策を取っています。しかし、デバイスソリューション(事)は特別条項付の36協定を ①一ヵ月の上限は80時間かつ一ヵ月45時間を超えるのは年6回まで②年間の上限は750時間まで可能という内容で結んでいます。

労働基準法では残業時間の上限を大臣告示として、週15時間・月45時間・年360時間までと限度基準を定めています。この限度基準は、月45時間を超えると過労死の危険が高まるという医学的知見から定められました。特別の事情があるからと、この限度基準をはるかに超えた時間外労働を許して過労死がなくなるはずがありません。過労死をなくすためには労働基準法に大臣告示を残業時間の上限として法定し、勤務と勤務の間に連続11時間の休息時間(勤務間インターバル 規制)を明記することが必要です。

厚生労働省パナソニックをブラック企業として告発

関連裁判等の予定

パナソニック裁判 不当配転訴訟
  2017年11月9日に、上告受理申立てを行いました。次回期日は未定です。

パナソニックAIS社の他のニュース・ビラ